勝手にフリーライターを名告る。

「物書き」という仕事にあこがれる、わたしの日常。

紫陽花

移り行く時間 この季節の中で
静かに雨に打たれるきみが きれいだった

 

変わらないものは 此処にあったはず
ねぇ もう一度出会い直して 始めてみようか
そんな虫のいい話? 今夜だけさせてくれないか

 

ぼくの心を染めたのはきみだった
きみの心を染めたのはぼくだった?

 

「相変わらずだね」 そう言って
笑い合えることが 嬉しいよ

 

あの時間がくれたのは
笑って「またね」が言える 今だった

 


流れる時間 この季節の中で
静かに雨に打たれるきみが きれいだった

 

降りつづく雨は いまだけだから
せめて この雨が止むまでは そばにいて
そんな都合のいい話? 今夜だけさせてくれないか

 

ぼくのココに居るのはきみだった
きみのココに居るのはだれだった?

 

「変わらないね」 それが
嬉しくもあり 少し悔しいよ

 

あの時間がくれたのは
笑って「またね」が言える 今だった


arisa*